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🍷 ワイン上級編 Part12 「自然派ワインとは?|オーガニック・ビオ・ナチュールの違い」神戸市 東京 試飲販売スタッフ ALCO

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こんにちは!株式会社ALCOのブログ担当です。

前回のPart11では、ブショネや酸化、還元臭など、ワインに起こる「欠陥」についてご紹介しました。

今回は、近年ワインショップやレストランでもよく見かけるようになった**「自然派ワイン」**についてです。

「オーガニックワイン」
「ビオワイン」
「ナチュール」

どれも自然にこだわったワインというイメージがありますが、実は同じ意味ではありません。

今回は、それぞれの違いを分かりやすく整理してみましょう。🍇


🌿 そもそも「自然派ワイン」って?

「自然派ワイン」という言葉には、実は世界共通のひとつの明確な定義があるわけではありません。

一般的には、

ぶどう栽培やワイン造りにおいて、できるだけ自然な方法を重視したワイン

を指して使われることが多い言葉です。

農薬や化学肥料をできるだけ減らしたり、醸造時の介入を少なくしたりするなど、生産者によってさまざまな考え方があります。

つまり、

「自然派=この造り方」

と一言で決められるものではないのです。


🍇 「オーガニックワイン」とは?

オーガニックワインは、基本的に有機栽培の基準に沿って育てられたぶどうを使用します。

ポイントは、

「ぶどうをどのように育てたか」

という部分。

化学農薬や化学肥料などの使用を制限し、認証制度に基づいて生産されているものもあります。

ただし、

オーガニック=無添加

という意味ではありません。

ここは意外と勘違いされやすいポイントです。


🌱 「ビオワイン」って何?

「ビオワイン」という言葉もよく使われますが、これは一般的には有機農法や生物多様性などを意識して造られたワインを指す表現として使われています。

ただし、「ビオ」という言葉だけで世界共通のひとつの基準が決まっているわけではありません。

そのため、購入するときは、

どの認証を取得しているのか?

まで確認すると、より正確にそのワインを理解できます。


🍷 「ナチュール」はさらに自由度が高い?

最近特に人気なのが**「ヴァン・ナチュール(Vin Nature)」**、いわゆるナチュールワインです。

こちらも世界共通の法律上の定義が一つに統一されているわけではありませんが、一般的には、

ぶどう本来の味わいを生かし、醸造時の人為的な介入をできるだけ少なくする

ことを重視します。

例えば、

  • 自然酵母を使用
  • 酵母や糖などの添加をできるだけ控える
  • ろ過を控える
  • 亜硫酸(SO₂)の使用を抑える

など、生産者によってさまざまなアプローチがあります。


🤔 3つの違いを簡単に整理すると?

ざっくりイメージすると、

種類 主なポイント
🌿 オーガニック 有機栽培など、一定の基準に基づいて生産
🌱 ビオワイン 有機・生態系などへの配慮を重視する表現
🍷 ナチュール 醸造での介入をできるだけ少なくする考え方

ただし、これらは完全に別々というわけではありません。

例えば、

有機栽培のぶどう × 自然酵母 × 低介入の醸造

というワインもあります。

つまり、ひとつのワインが複数の特徴を持つこともあるのです。


🧪 「無添加ワイン」とは違うの?

ここも重要です。

自然派ワイン=完全に添加物ゼロ

とは限りません。

特に「亜硫酸(酸化防止剤)」については、自然派ワインでも使用される場合があります。

亜硫酸はワインの酸化や微生物の活動を抑える目的などで使われ、ワイン造りでは非常に重要な役割を持っています。

「自然派だから添加物ゼロ」と決めつけるのではなく、

「どんな方法で、どこまで介入を減らしているのか」

を見ることが大切です。


👃 自然派ワインはどんな味?

「自然派ワインはこういう味!」

と一括りにはできません。

ただ、低介入のワインでは、

  • 果実のフレッシュさ
  • 酵母由来のニュアンス
  • 土っぽさ
  • ハーブのような香り
  • 少し濁った外観

など、一般的なワインとは少し違った個性を感じることがあります。

中には、

「ちょっとクセがあるけど面白い!」

と感じるものも。

一方で、自然派だから必ず美味しいわけでもありません。

自然派かどうかより、自分がその味をどう感じるか。

これが一番大切です。🍷


🍷 自然派ワインを選ぶときのポイント

初めて飲むなら、いきなり「クセの強い一本」に挑戦する必要はありません。

おすすめは、

① 白ワインから試す

フレッシュで軽快なタイプなら比較的飲みやすいものもあります。

② 生産者の考え方を見る

「なぜ自然な造りをしているのか」を知ると、ワインがさらに面白くなります。

③ 信頼できるお店で相談する

「自然派を飲んでみたいけど、クセが強すぎないもの」と伝えるだけでもOK。

④ 先入観を持たない

「自然派=クセが強い」とは限りません。


🍷 自然派ワインの面白さは「造り手の考え方」

自然派ワインを楽しむときに面白いのは、味だけではありません。

「この生産者は、なぜこの方法を選んだのか?」

という背景です。

農薬をどう考えるのか。
酵母をどう扱うのか。
酸化防止剤をどこまで使うのか。
どこまで人がワインに手を加えるのか。

生産者によって考え方はさまざま。

だからこそ、自然派ワインには**「ワインを飲む」だけではなく、「造り手の哲学を味わう」楽しさ**があります。


🍷 まとめ

今回は、

オーガニック・ビオ・ナチュール

の違いを見てきました。

一番大切なのは、

「自然派」という言葉だけで判断しないこと。

どんなぶどうを育て、どんな醸造をして、どんな考え方でワインを造っているのか。

そこまで知ると、ワイン選びがさらに楽しくなります。

ワインの世界には、

「正解の造り方はひとつではない」

という面白さがあります。

自然派ワインも、ぜひ一度試してみてください。🍇🍷


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