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🍷 ワイン上級編 Part11 「ワインの欠陥とは?|“異臭”や“違和感”の正体を知ろう」神戸市 東京 ALCO

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こんにちは!株式会社ALCOのブログ担当です。

前回のPart10では、ワインを飲み込んだ後に残る「余韻」についてご紹介しました。

今回は少しマニアックなテーマです。

ワインを飲んでいて、

「なんだか変な香りがする……」
「いつものワインと違う気がする」
「酸っぱいというより、ちょっとおかしい?」

と感じた経験はありませんか?

ワインには、醸造や保存などの過程で、**本来の香りや味わいとは異なる「欠陥(ワイン・フォールト)」**が生じることがあります。

今回は代表的なものを知っておきましょう。🍷


🍷 そもそも「ワインの欠陥」とは?

ワインの欠陥とは、簡単にいうと、

ワイン本来の個性ではなく、醸造・保存などの過程で生じた望ましくない香りや味わい

のことです。

ただし、ここが少し難しいところ。

「変わった香り=欠陥」とは限りません。

例えば、土っぽい香りやスパイス、動物的なニュアンスなどは、ワインによっては魅力として感じられることもあります。

そのため、強さやバランス、ワイン全体への影響を考えることが重要です。


🦠 代表的な欠陥①「ブショネ」

ワインの欠陥として、最もよく知られているのが**「ブショネ」**です。

コルクを使用したワインで起こることがあり、

  • 湿った段ボール
  • 濡れた新聞紙
  • カビっぽい香り

などに例えられます。

ワインの果実の香りが弱く感じられ、全体的にどんよりした印象になることも。

「コルクの匂いがする」というより、カビや湿った紙のような違和感として感じることがあります。


🍎 代表的な欠陥②「酸化」

ワインにとって酸素は、良くも悪くも大きな影響を与えます。

適切な酸素との接触は熟成に役立ちますが、過度に酸化すると、

赤ワインでは、

色が茶色っぽくなる・果実味が失われる

白ワインでは、

黄色~褐色が強くなる・フレッシュさがなくなる

といった変化が起こります。

香りも、傷んだりんごやナッツのようなニュアンスが強くなることがあります。

ただし、シェリーなど一部のワインでは、酸化を活かしたスタイルもあります。

ここでも、

「酸化している=必ず欠陥」ではない

という点がポイントです。


🧅 代表的な欠陥③「還元臭」

酸化とは反対に、酸素が少ない環境などで生じやすいのが還元的な香りです。

強く出ると、

  • 卵のような香り
  • 硫黄のような香り
  • 焦げたゴムのような香り

などとして感じられることがあります。

ただし、軽い還元的なニュアンスはワインの個性として現れることもあります。

また、グラスに注いで空気に触れさせることで、香りが和らぐケースもあります。


🍶 代表的な欠陥④「揮発酸」

ワインには適度な酸味がありますが、揮発性の酸が強くなると、ツンとした刺激的な香りが出ることがあります。

酢のような香りや、除光液に似たニュアンスとして感じられることも。

少量なら複雑さの一部として感じられる場合がありますが、強すぎるとワイン本来の香りを邪魔してしまいます。


🌡️ 代表的な問題⑤「熱による劣化」

これは醸造上の欠陥とは少し違いますが、ワインを扱ううえで非常に重要です。

ワインを高温の環境に長時間置いてしまうと、品質が大きく変化することがあります。

例えば、

  • 果実味が弱い
  • 香りがぼやけている
  • 酸化したような印象
  • フレッシュさがない

など。

せっかくのワインも、保管状態によって本来の魅力が失われてしまうことがあります。


👃 「変な香り=飲めない」ではない

ここは覚えておきたいポイントです。

ワインから普段とは違う香りがしたとしても、すぐに

「これは腐っている!」

と判断する必要はありません。

ワインには、

  • ハーブ
  • スパイス
  • タバコ
  • ナッツ
  • バニラ

など、一般的な飲み物ではあまり感じない香りも存在します。

ワインの世界では、こうした個性的な香りも魅力として評価されることがあります。

重要なのは、

「その香りがワインの個性として調和しているのか、それとも本来の香りを邪魔しているのか」

ということです。


🍷 ソムリエはどう判断している?

プロがワインをチェックするときも、

「好き・嫌い」だけでは判断しません。

例えば、

「カビっぽい香りがある」

「果実香が弱い」

「全体的に香りが閉じている」

「ブショネの可能性がある」

というように、いくつかの情報を組み合わせて考えます。

そして、最終的にはワイン全体のバランスを見ます。


🍷 自宅でできる「欠陥」を見つける練習

難しく考える必要はありません。

普段ワインを飲むときに、

① 香りを嗅ぐ

② 一口飲む

③ 「いつもと違う香りはない?」と考える

④ 空気に触れさせて変化を見る

⑤ 味わいと香りのバランスを確認する

これだけでも十分です。

「この香りは何だろう?」と疑問を持つことが、テイスティング上達への第一歩です。🍷


🍷 まとめ|「違和感」に気づくこともワインの知識

今回ご紹介した代表的なものには、

  • ブショネ → カビ・湿った紙のような香り
  • 酸化 → 果実味が落ち、褐色や酸化したニュアンス
  • 還元 → 硫黄・卵・ゴムなどの香り
  • 揮発酸 → 酢や刺激的な香り
  • 熱による劣化 → 果実味やフレッシュさが失われる

などがあります。

ただし、ワインはとても複雑な飲み物。

「変わった香り=欠陥」ではないことも重要です。

その香りがどこから生まれ、ワイン全体にどのような影響を与えているのか。

そこまで考えられるようになると、ワインの楽しみ方はさらに深くなります。

ワインの「良いところ」だけではなく、「ちょっと変だな?」にも気づけること。

これも、ワインを深く知るための大切な一歩です。🍷


🔮 次回予告|ワイン上級編 Part12

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🍷 株式会社ALCO|お酒の魅力を、もっと多くの人へ

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