🍷 ワイン上級編 Part10 「ワインの余韻とは?|“長い・短い”で何が分かる?」神戸市 東京 試飲販売スタッフ ALCO
こんにちは!株式会社ALCOのブログ担当です。
前回のPart9では、ワインの「色」に注目して、色合いや濃さ、エッジから分かるワインの個性についてご紹介しました。
今回は、ワインを飲み込んだ「その後」に注目してみましょう。
ソムリエなどがワインをテイスティングした際に、
「余韻が長いですね」
「フィニッシュがきれいですね」
と表現することがあります。
では、そもそも**「余韻」とは何なのでしょうか?** 🍷
🍷 ワインの「余韻」って何?
余韻とは、簡単にいうと、
ワインを飲み込んだ後も口の中や鼻に残る香り・味わいのこと。
英語では「Finish(フィニッシュ)」と表現されることもあります。
例えばワインを飲んだ後、
「まだ果実の香りが残っている」
「酸味が心地よく続いている」
「口の中にスパイスのような香りが残る」
と感じることがあります。
これがワインの余韻です。
⏱️ 「余韻が長い」とは?
「余韻が長いワイン」とは、単純に味が濃いワインという意味ではありません。
飲み込んだ後も、香りや味わいがバランスよく続いていくワインを「余韻が長い」と表現します。
例えば、
🍷 飲む
↓
果実の香りを感じる
↓
飲み込む
↓
さらに香りや味わいが続く
↓
時間が経っても印象が残る
このようなワインは「余韻が長い」と感じやすくなります。
🍷 「余韻が短い」のは悪いワイン?
ここは意外と重要なポイントです。
余韻が短い=品質が低い
というわけではありません。
軽やかでフレッシュなワインの場合、スッと味わいが消えていくこともあります。
例えば、暑い日に飲む爽やかな白ワインなら、
「キレが良くて飲みやすい」
ことが魅力になる場合もあります。
つまり、
長い=良い、短い=悪い
ではなく、ワインのスタイルや料理との相性によって評価は変わります。
👃 余韻には「香り」も重要
余韻を感じるときは、口の中だけでなく鼻に抜ける香りにも注目してみましょう。
ワインを飲み込んだ後に、
- ベリーのような果実香
- 柑橘系の香り
- 花のような香り
- スパイスの香り
- バニラやトーストのような樽香
などが残ることがあります。
特に香りが複雑なワインでは、飲み込んだ後に新しい香りが現れることも。
これもワインの楽しみ方のひとつです。🍇
🧐 プロは「余韻」の何を見ている?
テイスティングでは、単純に「何秒残ったか」だけを見るわけではありません。
主に、
① 長さ
どれくらい味わいや香りが続くか。
② 質
残る味わいや香りが心地よいものか。
③ 複雑さ
時間が経つにつれて、さまざまな香りや味わいが感じられるか。
④ バランス
酸味・タンニン・アルコール・果実味などが調和しているか。
こうした要素を総合的に見て、ワインの余韻を評価します。
🍷 「余韻」を意識して飲んでみよう!
次にワインを飲むときは、すぐに次の一口を飲まず、少しだけ待ってみてください。
① ワインを口に含む
↓
② 味わいを確認する
↓
③ 飲み込む
↓
④ 5〜10秒ほど待つ
↓
⑤ 何が残っているか感じてみる
「果実の香りが残っている」
「酸味だけがスッと残る」
「スパイスのような香りがする」
など、感じたことを言葉にしてみましょう。
これだけでも、テイスティングがぐっと面白くなります。
🍷 まとめ|余韻はワインの「最後のメッセージ」
ワインの余韻とは、飲み込んだ後に続く香りや味わいのこと。
そして、余韻を見るときに大切なのは、
「長いか短いか」だけではありません。
その余韻が心地よいのか、複雑なのか、ワイン全体とバランスが取れているのか。
そこまで感じられるようになると、ワインの味わいをより深く理解できるようになります。
ワインを飲むときは、ぜひ最後の一口ではなく、**「飲み込んだ後の時間」**にも注目してみてください。
ワインの魅力は、口に入れた瞬間だけではありません。
最後に残る余韻まで楽しんでこそ、一本のワインを味わい尽くせるのです。🍷
🔮 次回予告|ワイン上級編 Part11
「ワインの欠陥とは?|“異臭”や“違和感”の正体を知ろう」
ワインを飲んでいると、
「なんだか変な香りがする……」
と感じることがあります。
実はワインには、保存状態や醸造などが原因で、本来とは異なる香りや味わいが生まれることがあります。
次回は、**ブショネや酸化など、ワインの「欠陥(ワイン・フォールト)」**について、分かりやすく解説します。🍷
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